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Novels

たとえお嗤い種になってもいいの。

ぜんぶ頂戴と掻き抱いてあげる。

 

浪漫を謳うのが孤独なら

いまの感覚を塗り潰してあげる。

 

朝陽よりも尊いその眼で私を観てよ。

口許だけ不器用に歪めて欲しい。

そうして指を絡めましょう。

 

嗚呼、

どんな戯曲でも寄り添うわ、最期まで。

 

あなたは私だけのもの。

 

朗読

「あなた、信じてくれますか。」

ある方へ捧げた短篇です。

The       

  Blank  

    World

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